曹洞宗 万年山 保壽院

立石

tateishi保寿院の境内の東南に、塔のような形の石がひっそり立っています。その姿から、「立石」と呼ばれています。
かって保寿院の境内は、村の盆踊りが開かれるだけの広さがありました。あるとき、村人たちはこの境内をもっと立派にしようと池をつくりました。枯れることのない池をと、村の西にある湧き水から、竹を使って水を引いてきました。池の中央には、村の東の田の中にあった立石と呼ばれる大岩を置こうと考えました。ところが、さすがに立石は重く、なかなか動かすことができません。村人は力をあわせ、立石を転がし、ようやく池の中央に据えることができました。村人の力を合わせた証として、立石は村の象徴となりました。
後年、国道161号によって境内の半分が買収され、池もなくなり、今では立石だけが昔の面影を残しています。この立石は「滋賀県の石・岩」に紹介されています。

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